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多くの出品物の中から、わたしが出品する書籍に目を留めて頂き、誠にありがとうございます。最近、書斎の断捨離を始め、個人的な趣味で買い求めた書籍などを順次出品していますが、この度は西洋の中世騎士団にご関心のある方や海外の古書を収集されている方に是非ともお譲りしたく出品します。中世の騎士団の一つであるクライヒガウの騎馬試合に関する歴史書の復刻本（バチカン美術館所蔵）で1983年にチューリッヒで発刊されたものです。日本国内では滅多に見かけないものと思います。中世の歴史や騎士、そして初期の騎馬紋章などにご興味のある方には好適のファクシミリ本と思います。「TURNIERBUCH AUS DER KRAICHGAUER RITTERSCHAFT　（クライヒガウ騎士団のトーナメントブック）Um 1615　Cod. Ross. 711」　本編　一冊（原本を忠実に再現した革装本のような体裁）と　「ドイツ語の解説書」　一冊（クロス貼り）2冊とも、サイズは縦32cm、横20cm、厚さ2センチ弱です。二冊セットを納める外箱のサイズは、縦33cm、横20.5cm、厚さ4センチ強です。本作品は、ファクシミリ（原書を忠実に復刻した）本ですので、外側の装幀だけでなく、見開きに貼られた蔵書票や書籍管理番号の711のラベル、手書きメモや蔵書管理のスタンプ、更には紙片の破れなども確りと再現されており、見ているだけでも興味深い書籍の一つだと思います。掲載写真の枚数の関係でこれらの点をご紹介できないのが残念です。ちなみに、ネットで本作タイトルのドイツ語で検索して頂ければ、本作品の中味の紹介の画像を見ることができますのでご参考にしてください。購入してから長年に渡って書棚に入れていましたので、見開きの癖やシミや汚れや折れ、更に書き込みなどはありません。ただ、入手時にすでに出ていたのですが、解説書のクロス貼りにシミのような点が散見されます（中のページにはシミなどありません）。また、最後の写真の通り、外箱の上部から背にかけて割れがありますので、本編の作品以上にお気にされる方はお買い求めにならない様にお願い致します。